間食量で調整する

間食が大好きでたくさん食べてしまう、そんな方は1日240kcal減らすのは案外簡単かもしれません。というのも、間食は高カロリーなものが多いからです。

間食の目安は1日200cal、糖質は10g以内です。

お菓子のカロリー

表1 お菓子とカロリー(高カロリー編)

チョコレートケーキ500kcal(一切れ)
メロンパン370kcal
バニラアイスクリーム(カップ)240kcal
カスタードプリン185kcal
板チョコレート1枚280kcal
ポテトチップス335kcal

ほんの一部の紹介ですが、少量でかなりのカロリーを摂取することになってしまいますね。200kcalを守れていればいいのですが、なかなか難しいですよね。

いきなり間食を全く食べないようにするのは難しいと思いますので、量を減らしたり低カロリーなものに変えていきましょう!

表2 お菓子とカロリー(低カロリー編)

コーヒーゼリー100g+生クリーム5ml65kcal
ヨーグルト90~110kcal
氷菓(ガ〇ガ〇君など)110kcal
クラッカー5枚135kcal
バナナ1本86kcal

「こういうのは好みじゃない、しっかりと甘いものを食べたい!」という方、食事を1食抜いたり、早食いや野菜不足などと血糖値の乱高下が起こりやすい食べ方をしていませんか?思い当たる方は、前にある「生活リズムを整えよう」や「食事リズムを整えよう」の記事に立ち返ってみてください。

「でもやっぱりケーキが食べたいよなぁ」という方。大丈夫です!人の舌にある味を感じる器官である「味蕾」は約10日~2週間の周期で新しい細胞に生まれ変わり、食べ物や飲み物の嗜好や味の感じ方を変化させることができるのです。味覚にも慣れが関連するのです。お菓子を2週間ヨーグルトにすると、チョコレートケーキがとても甘く感じるようになります。ですから、まず2週間頑張ってみましょう!

減量にはガムもお勧めのアイテムです。噛んでいるうちに満足感が出てきますし、キシリトール入りのガムであれば虫歯予防にもなり、一石二鳥!

甘い飲み物のカロリー

表 加糖飲料のカロリー(500ml)

コーラ225kcal
サイダー210kcal
スポーツドリンク125kcal
果汁100%ジュース240kcal
カフェラテ170kcal

飲み物はごくごく飲めてしまい、特に夏なんかはあっという間に500ml飲めてしまいますよね。しかし、表のように市販の甘い飲み物はどれもしっかりとカロリーがあります。

液体の糖は、固形物に比べて吸収が速いため、血糖値を急激に上昇させ糖尿病のリスクや、内臓脂肪が蓄積しメタボになるリスクが増えてしまいます。肝臓にもダメージを与えてしまうため、脂肪肝の主要な原因の一つでもあります。

夏は水分補給のためにスポーツドリンクを飲む方も多いかもしれません。しかし、スポーツドリンクにもとてもたくさんの糖が入っており、飲んだ後血糖値が下がるタイミングでまた甘い飲み物を飲みたくなるという悪循環がおこります。これにより血糖値が上がったり、メタボに近づいてしまったり。

お菓子より、甘い飲み物のほうが健康へのリスクが大きいと考えています。メタボ、メタボ予備軍の方にはなるべく市販の甘い飲み物は飲まないようお願いします。水やお茶は0キロカロリーですので、甘い飲み物から変更できると大きな変化になりますよね。

私もお菓子は大好きですが、誕生日など特別な日以外は1日200kcalを守るようにしています。小学生の子どもたちも最近は栄養成分表示を確認し、200kcal以内となるようにお菓子を選んでいます。

お菓子や甘いの飲み物に課題がある方、ぜひ少しずつでも減らしていきましょう!

投稿者: wakako

こんにちは。保健師のwakakoです。行政勤務や特定保健指導の経験を活かし、メタボ対策や自律神経の整え方について書いています。

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